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【 スリランカのこどもたち 】
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srilanka_450_book.jpgねぇねぇ、どうして!? 
たいせつなことを、スリランカの子どもたちが教えてくれた。

写真家米山均がスリランカに通って3年。撮りためた写真は、友人の手から札幌の小学校に通う沙織ちゃんのもとへ届いた…。沙織ちゃんのどうして?米山が答えていくうちに生まれたこの本は、子どもと一緒におとなにも読んでほしい「シアワセを考える入口」です。

発売元:中西出版(ISBN4-931204-85-6-C8072)
写真/米山均 文/渡辺沙織 A4判/48頁 価格/¥2,400

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おうちのかたへ‥‥米山 均

 スリランカでは、鉛筆やノートでさえ、満足にあたらない子どもがたくさんいます。学校へ通いたくても通えず、紅茶園で働いたり、路上で果物を売ったり する子どもたちがたくさんいます。私は、物がなく、貧しいスリランカの子どもた ちは、なんてかわいそうなんだろうと、初めのうちは同情していました。けれど、 たくさんの子どもたちと出会っていくうちに、気持ちがだんだん変わっていったの です。

 日本は物が豊富で、何をするにも便利で、貧しくて学校へ通えない子どもはいません。好きなときに好きなことができて、だいたいのものが食べたいとき に食べられます。しかし、だからといって、日本の子どもたちがスリランカの子ど もたちより、必ずしもしあわせと言えるだろうか、決してそうとは言い切れないん じゃないかと、考えはじめたんです。

 物質的な欲求が満たされていることは、恵まれていることです。しか し、その自覚もないまま、物質的な欲求がすべてを優先し、絶対的なものとして存在 している現代の日本と日本の子どもたちの心は、何かを見失っているのではないで しょうか。私たちが生きていく上で、人間として、ほんとうに大切にしなければな らないものは何なのか。私は、スリランカの子どもたちからそんな宿題をもらった 気がします。

 この本を読みながら、お子さんたちに、「不自由のない暮らしがどんな に幸せで、感謝すべきことか」、「ものが満足になくても、大切な何かを見失わな いで生きていることは、どんなにすてきか」といったお話をしていただければ幸い です。

 いま、こんなことを言える私も、数年前までは、そのことに気がつかな いでいました。私に考えるきっかけを教えてくれたスリランカの子どもたちに、ほ んとうに感謝します。